日本でとても人気のあるカレーライスですが、スパイスの香りにつられて、いつもよりご飯の量が増えてしまう方も多いのではないでしょうか?
しかし、カロリーや糖質を考えると、一人前のご飯量が気になるシーンもありますよね?
この記事では、
- 一般男性のカレーのご飯量の目安
- 女性や子供のカレーのご飯量の目安
- カレーのご飯量を計算して調整するメリット・デメリット
- おいしくカレーを食べるカレーとご飯量の比率
などについて解説していきます。
また、おすすめの炊き方やカレーに合うアレンジご飯についてもお伝えしますので、最後まで読んでみてください。
これであなたもご飯の量を考えて、健康的にカレーを楽しめますね。
カレーご飯の一人前:300gが標準、家庭では200-300gが目安
カレーライス一人前のご飯量は、外食チェーン店では概ね300gが標準です。
一方、家庭での調理では、一般的には200gから300gで食べる方が多いようです。
個人の好みや元々食べる量によって調整しましょう。
外食チェーン店のご飯量比較:CoCo壱番屋(300g)とゴーゴーカレー(350g)
有名な外食チェーン店のカレーのご飯量は以下の通りです。
- CoCo壱番屋の標準のご飯量:300g
- ゴーゴーカレーのエコノミーのご飯量:350g
これらはあくまで目安であり、注文サイズによって異なる場合があります。
ご飯100gのカロリーは100グラム当たり168キロカロリー、炭水化物(糖質)量は品種や炊き方に違いはありますが38g前後と言われています。
つまり、ご飯を標準の300gとした場合のカロリーと炭水化物(糖質)量は以下の通りです。
- カロリー:504キロカロリー前後
- 炭水化物(糖質)量:114g前後
一般男性の摂取カロリーは2,000~2,400キロカロリーと言われているので、ご飯だけで300gというのは妥当な量ですね。
サトウのごはんを用いる場合は、300gの大盛りを購入しましょう。
レトルトカレーのご飯基準はパウチや箱に記載あり?
レトルトカレーの場合、パウチや箱に記載されているご飯量の目安を参考にしましょう。
通常、200g〜300gが一人前とされていますが、好みに応じて調整してください。
女性向けのご飯量:100-200g
女性の一人前のご飯量は100gから200gの方が多いようです。
ご飯を200gとした場合のカロリーと炭水化物(糖質)量は以下の通りです。
- カロリー:336キロカロリー前後
- 炭水化物(糖質)量:76g前後
ご飯茶碗1杯で約150g程度と考えると、普段の食事よりはご飯を多く摂る女性も多いようです。
子供向けのご飯量
子供の場合、カレーのご飯量は年齢や成長段階に応じて調整しましょう。
普段の食事のご飯量の目安は以下の通りです。
年齢(学年) | 普段の食事のご飯量(1食) |
1~2歳 | 1歳:80g
2歳:90g |
3~5歳 | 3~4歳:100g
5歳:110g |
小学1・2年生 | 130g |
小学3・4年生 | 160g |
小学5・6年生 | 200g |
中高生 | 個人差あり |
(参照:上越市ホームページ)
大好きなカレーのときは、普段の食事よりもご飯をたくさん食べるという子供もいるようですね。
実際、我が家もいつもより多めに炊きます。
家庭でカレーのご飯を炊くときのお米の量
家庭でカレーのご飯を炊くときに、普段のご飯の量より多いのはイメージできるけど、一体どれくらいの量のお米をたけばいいかわからないという経験はありませんか?
ここでは、一般的なご飯量を元に、家庭のカレーのご飯量を計算してみようと思います。
100g0.3合が目安
家庭でカレーのご飯を炊く際の計算方法として、一般的には以下の計算を目安にしてみてください。
100gのご飯=0.3合のお米
つまり、家族4人で
- お父さん:300gのご飯:0.9合のお米
- 高校生の長男:300gのご飯:0.9合のお米
- 小学6年生の長女:200gのご飯:0.6合のお米
- ダイエット中のお母さん:100gのご飯:0.3合のお米
という場合の計算は以下の通りです。
0.9+0.9+0.6+0.3=2.7合
ただし、これはあくまで目安であり、好みや食べる量によって調整してください。
カレーでごはんの量を調整するメリット・デメリット
続いて、カレーのときにご飯量を増やしたり、減らしたりするメリット・デメリットについて解説します。
カレーのご飯量を増やすメリットとデメリット
カレーのご飯量を増やすメリットは、満腹感です。
ご飯量を増やすことで、満腹感が得られやすくなり、食事がより充実感を感じることができます。
デメリットは糖質の摂取過多です。
ご飯量が多いと糖質の摂取が過多になり、糖尿病やメタボリックシンドロームのリスクが高まる可能性があります。
カレーのご飯量を減らすメリットとデメリット
カレーのご飯量を減らすメリットは、総カロリーが減少し、ダイエットや体重管理に役立ちます。
ご飯量が少ないと、満腹感が得られにくくなり、食事後に空腹感や食べ足りない感覚が生じることがあります。
カレーご飯の糖質量を抑える工夫
カレーは食べたい、けど糖質が気になるという方へ、ご飯の糖質量を抑える工夫をご紹介します。
ご飯の量を減らす
糖質量を抑えるために、ご飯の量を減らすことが効果的です。
また、ご飯を玄米に変えるだけで、血糖値の上昇が抑えられるのでおすすめです。
我が家ではいつも白米1:玄米2でご飯を炊いています。
また、お米の糖質をカットしてくれる炊飯器でご飯を炊くのもいいでしょう。
カレーの具材を増やしたり内容を変える
カレーの具材を増やすことで、栄養バランスが向上し、糖質の摂取量も抑えられます。
カレーの具材は糖質が多い野菜を使うことが多いため、人参やじゃがいもの代わりに、低糖質の野菜や豆類、キノコ類をチョイスするのもおすすめです。
また、日本のカレーにはルーに小麦粉を使用していますので、小麦粉が入っていないルーを選ぶと糖質もぐっと抑えられます。
ご飯の代わりにカロリーや糖質の低い食材を使う
ご飯の代わりに、カロリーや糖質が低い食材を使うことも効果的です。
例えば、カリフラワーライスやマンナンライス、オートミール、炒り豆腐などがおすすめです。
カレーのご飯の割合とおいしく炊くコツ
カレーとご飯の割合は、完全に好みの問題ですよね。
ただ、一般的にはどのような割合が理想と言われているのかも気になるところ。
また、カレー用ご飯を美味しく炊く方法についても解説します。
カレーとごはんの理想の割合とは
カレーとごはんの理想的な割合は、個人の好みによりますが、一般的には、カレー:ご飯=1:1から1:2の範囲が良いとされています。
好みに応じてカレーの量を調整しましょう。
カレーをもっとおいしくするご飯の炊き方
カレーをより美味しくするためには、ご飯の炊き方にも工夫が必要です。
まず、米を適切に洗い、水に浸ける時間を十分にとることが大切です。
具体的には30分以上浸水させましょう。
また、炊飯器の水加減や炊き時間を調整し、少しかためにご飯を炊き上げましょう。
炊飯器にカレー用ご飯メニューがあれば、そのメモリでご飯を炊くのがおすすめです。
カレーと合うお米ブランドとひと手間ご飯のアイデア
最後に、カレーと相性の良いブランド米のご紹介と、ちょっとしたアレンジを加えたご飯のアイデアをご紹介します。
カレーと合うブランド米
カレーと合うお米を選ぶ際には、以下の基準で選ぶといいでしょう。
- あっさりしている
- お米のつぶが大きくない
- しっかりした歯ごたえ
これらを満たしているブランドはいくつかありますが、一般的なスーパーでも購入できるのは以下の2種類ではないでしょうか。
- あきたこまち
- ななつぼし
これ以外にも、自分の好みのあったお米を選んでみてくださいね。
サフランライス
サフランライスは、サフランの香りが特徴的で、カレーと相性が良いです。
炊飯器で炊く際にサフランを加えるだけで、簡単に作れます。
ターメリックライス
ターメリックライスは、ターメリックの黄色い色合いが美しく、カレーに彩りを添えます。
炊飯器にターメリックを加えて炊くだけで、簡単に作ることができます。
バターライス
バターライスは、バターのコクがカレーと相性抜群です。
ご飯を炊く際にバターを加えるだけで、美味しいバターライスが作れます。
クミンライス
クミンライスは、スパイシーなクミンの香りが特徴的で、カレーにぴったりです。
炊飯器にクミンシードを加えて炊くことで、簡単に作れます。
ガーリックライス
ガーリックライスは、ガーリックの風味がカレーとよく合います。
ガーリックを炒めた後、炊飯器に加えて炊くことで、手軽に作れます。
まとめ
今回は、カレーのご飯の量と、カレーとご飯の関係性について解説してきましたが、いかがでしたか?
まとめると、
- カレーのご飯量は年齢性別で異なる
- カレーもご飯も糖質やカロリーを抑える工夫ができる
- カレーに合うお米ブランドやご飯がある
ということでしたね。
奥深いカレーとご飯の関係性を極めたい方は、色々なアレンジをして楽しんでみてはいかがでしょうか。
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