子供の頃にお母さんのドレッサーで隠れて化粧をしていたという女性は案外多いのではないでしょうか?
小学生の化粧は、親や専門家の間で賛否両論がある話題です。
この記事では、
- 小学生の化粧がやばいと言われるデメリット
- 小学生が化粧するメリット
- 小学生が化粧したくなる原因
- 小学生の化粧への興味に親ができること
などについて考えていきたいと思います。
この記事を読んで、小学生のお子さんと親子でお化粧との関わり方について話し合ってみてはいかがでしょうか?
小学生の化粧はやばいと言われる問題点やデメリット
小学生が化粧することには、「やばい」という意見が多いといいます。
その理由は、肌への悪影響や精神面での問題やデメリットが専門家からも指摘されているのはご存じでしょうか。
肌が荒れたりアレルギー発症リスクも
肌の専門家によると、小学生の肌はまだ十分に成熟しておらず、化粧品による刺激で肌荒れやアレルギーが発症するリスクが高いと言われています。
また、アイライナーやアイシャドウ、リップなどの化粧品が目や口に入ると、痛みや刺激を感じることもあります。
ハロウィーン、七五三、クリスマスと、秋冬はイベントも多く、子どもをかわいい姿にして写真に収めたくなる機会が多くなります。
ただし、肌に触れたり塗ったりするものには注意が必要です。クリニックでよくある受診が、子どものメイクをした後の肌荒れ。目や口の周りは皮膚が特に薄いため、アイシャドウやリップで肌荒れを起こすことがあります。
このように、子供の肌に対する懸念を持つのは、専門家だけでなく両親も同じだと思います。
肌の老化が速まる
小学生が化粧をすると、肌のバリア機能が弱まり、乾燥やシミ、しわの原因となることがあります。
専門家も、子供には化粧水さえ不要な場合が多いとおっしゃっています。
化粧水はつけなければいけないものと思ってる人も多いのですが、子供の肌や体の皮膚には化粧水を塗らないことも多いですよね。
出典:私の名医
このため、早い段階から化粧をすることは、肌の老化を速めるリスクがあることが分かりますね。
学校で先生や友達に目を付けられる
小学生が化粧をすると、学校の先生や友達に目立ってしまい、不快感や批判を受けることがあります。
また、校則で化粧が禁止されている場合もあります。
以上のようなことにも配慮し、学校に化粧をしていくのはよほどの理由がない限りやめておいた方がいいでしょう。
子どもっぽさがなくなる
小学生の化粧は、子どもらしい可愛らしさが失われるという意見もあります。
化粧することで背伸びした表情になり、子どもの無邪気な表情を楽しむことができなくなるのは、確かに寂しいですね。
小学生が化粧するメリット
一方で、小学生が化粧することには一方で、小学生が化粧することにはいくつかのメリットも存在します。
性格がポジティブで明るくなる
化粧を通して自己表現や自分磨きができることで、子供たちの自信がついたり、ポジティブで明るい性格になったという例もあります。
子どもが前向きになるのであれば、機会を限定するなどして見守ってあげるのもいいかもしれません。
ママと一緒にメイクを楽しめる
小学生が化粧に興味を持つことで、親子でメイクを楽しむ時間が増え、親子のコミュニケーションが深まることがあります。
忙しいママでも、意図的に子供と関わる時間を作れそうですね。
将来の練習になり美意識が高まる
美容のプロフェッショナルによると、小学生が化粧に興味を持つのは、美意識の目覚めの低年齢化が原因ともいわれています。
下の世代の化粧表現はその上の世代の化粧表現をそっくりそのまま模倣したもの
出典:慶応大学学術情報
大人になったときに自分の顔や体に正しく関心を持つことができるのは、大きなメリットかもしれませんね。
小学生の化粧に対するママ・パパの意見
小学生の化粧に対して、親の意見も様々です。
筑波大学医学医療系の論文を元に、親の意見をまとめてみました。
肯定的な意見
子供が自分磨きに興味を持つことを喜ぶ親もいます。
安全なメイク用品であり、親が丁寧に落としてあげられるなら問題がない、という意見もありました。
また、化粧を通して子供が自信を持てることに賛同する意見もありました。
否定的な意見
一方で、小学生の化粧を肌に悪影響があるとして否定的に捉える親もいます。
また、子供らしい可愛らしさが失われることを心配する意見もあるようです。
自分の子供のことですから、慎重になるのは当たり前ですね。
小学生の女子が化粧に興味をもつきっかけとしたがる理由
小学生が化粧に興味を持つきっかけや、化粧をしたがり理由はいくつかあります。
今回はそのうち2つをご紹介していきましょう。
ママや周りの大人の真似をしたい
子供は自然と親や周りの大人を見習い、真似をすることがあります。
これが化粧に興味を持つきっかけとなることが多いようです。
ネット・雑誌や友達の影響
SNSや雑誌、友達からの影響で化粧に興味を持つことがあります。
特に、インフルエンサーや友達が化粧をしていると、真似たくなりそうですね。
小学生の化粧はいつどこまでなら許される?
子供が化粧をする場合、中学生や高校生でもダメだと考えるなど、どの程度まで許容されるかは個々の家庭や状況によるでしょう。
小学生と化粧の向き合い方について、以下のようなポイントをぜひ考慮して話し合ってみてはいかがでしょうか。
肌に対する正しい知識をつける
まずは、肌に対する正しい知識を子供に教えることが大切です。
親子で化粧品の選び方や使用方法、肌への影響について理解を深めましょう。
その上で、安全に楽しむのがいいでしょう。
化粧していい日を許可
小学生に化粧を許可する日を限定することで、適度に楽しむことができます。
休みの日や誕生日、七五三、家族でのお出かけなど、特別な日に限定して許可することを検討してみてください。
大人がしてあげる
子供が化粧をする際は、大人が手伝ってあげることで、安全性を確保できます。
また、親子でコミュニケーションを楽しむことができる機会にもなります。
マニキュアは長期休暇で楽しむ
爪に色を塗るマニキュアは爪が痛みがちなため、長期休暇など特別な期間に限定して楽しむことがおすすめです。
今では1週間ほどで爪を傷めずに剥がせるものもあるので、遊びとして取り入れるのはいかがでしょうか?
小学生が化粧を楽しむならキッズコスメがすすめ
小学生には、子供専用のキッズコスメを使用することがおすすめです。
キッズコスメが大人のメイク用品よりいい理由
キッズコスメもしっかりブランドを選ぶことで、以下のようなメリットがあります。
- 子供の肌にやさしい成分が使用されていて刺激が少ない
- メイク落としを使わなくても、水や石鹸で簡単に落ちる
また、実際に色味は薄くてもメイクした気分になれる玩具もあります。
このように、キッズコスメにはおもちゃとしての安全面を考慮したものが多いのが特徴です。
キッズコスメは何歳からOK?
キッズコスメは、一般的には3歳から使用可能とされていますが、ブランドによっては年齢制限が異なります。
実際に顔に色をつけるようなメイクセットは6歳以上の商品が多くみられるため、製品の説明をよく確認してください。
小学生の化粧におすすめキッズコスメ3選
小学生にも肌に優しいキッズコスメをご紹介します。
選ぶ基準は、肌への負担やAmazonの評価を考慮しましたが、肌荒れやアレルギーを起こした場合は速やかに皮膚科にかかるようにしてください。
おすすめキッズコスメ1: AstarX (アスターエックス) 23点セット
AstarXのキッズコスメは、アメリカの安全基準をクリアした素材を使用したコスメです。
安全で高品質の素材を使用しており、水性のため水で洗えて、無毒ということです。
Amazonの評価も高く、親子で安心して使えそうですね。
おすすめキッズコスメ2: Bloranda (ブロランダ) 27個 女の子用メイクアップキット
Blorandaのキッズコスメは、アメリカのすべての玩具安全基準 (CPSIA、CPC、ASTM) を満たしており、肌に優しい化粧品です。
洗い流せて肌に優しいということです。
Amazonの評価も高く、親からも高い支持を受けています。
おすすめキッズコスメ3:LOYO (ロヨ) ガールズ ごっこ遊び お化粧セット
こちらのキッズコスメは、カラフルで可愛らしいユニコーンのデザインが魅力的で、子供たちに大人気です。
肌への色移りがない、ニセモノメイクを楽しめます。
メイクした気分を味わえる、小さいお子さん向けの商品です。
Amazonの評価も高いためおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
小学生の化粧には賛否両論がありますが、適切な範囲内で楽しむことでメリットもあるようですね。
肌に優しいキッズコスメを選び、特別な日や家族との時間に限定して楽しむことで、親子でメイクを楽しみながら、肌への負担を最小限に抑えることができます。
子供が化粧に興味を持った際は、上記のポイントを参考に、適切な指導を行っていくといいでしょう。
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