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前厄の厄払いはした方がいい?本当にやって良いこといけないこと

前厄の厄払いはした方がいい?本当にやって良いこといけないこと

「厄払いって前厄からするもの?」

「厄払いしないとどうなるの?」

厄払いについて気になることって多いですよね。

この記事では、前厄の過ごし方や、厄払いの疑問について網羅的に解説します。

読むことで得られるメリットは3つです。

  1. 前厄を安心して過ごすためのヒントが得られる
  2. 実際に前厄の厄払いに役立つ情報も受け取れる
  3. 自分は厄払いした方がいいのかがわかる

最後まで読めば、厄年の不安を解消できるでしょう。

目次

厄年の概要:本厄・前厄・後厄の違い

厄年の概要:本厄・前厄・後厄の違い

まずは厄年の概要を説明します。

以下2つに分けて解説していきますね。

  1. 厄年とは
  2. 本厄・前厄・後厄の違いとは

    厄年とは

    厄年とは、人生の節目にあたるため、トラブルに遭遇しやすいといわれている年のことです。

    厄年は細かく以下の3つに分けられます。

    1. 本厄
    2. 前厄(本厄の前年)
    3. 後厄(本厄の翌年)

    厄年にあたる年は男女で違い、数え年で下表のとおりです(表の大厄は、特に大きな影響が予想される年のこと)。

    男性
    • 25歳
    • 42歳(大厄)
    • 61歳
    女性
    • 19歳
    • 33歳
    • 37歳(大厄)
    • 61歳

      数え年とは?

      数え年とは、次のように年を数える考え方のこと。

      • 生まれた時点で1歳とする
      • 翌年の1月1日ごとに年をとる

      たとえば12月31日に生まれたら、その時点で1歳となります。

      そして翌日には2歳になるのです。

      1月1日だからですね。

      このように、数え年では誕生日に関係なく元日ごとに年を数えていきます。

      厄年それぞれの違いについては、次章で説明しますね。

      本厄・前厄・後厄の違いとは

      本厄、前厄、後厄はそれぞれ下表のように、意味や注意点が異なります。

      厄の種類 厄の特徴 厄災度(個人差あり) 特に多いといわれる厄災(個人差あり)
      本厄 最も厄災に遭いやすい 健康
      前厄 本厄の前年で、変化の兆しが表れる やや高 金銭人間関係によるもの
      後厄 本厄の後年で、厄が薄れていく 油断によるもの

      厄年がなぜ厄災に遭いやすいか?

      諸説ありますが、次の流れで厄災が生じるという理由が有力です。

      1. 大役を授かるなど大きなイベントが多い(そのため役年ともいう)
      2. 心身両面で負担が増える
      3. 一方で、年齢的にムリが効かなくなる
      4. 知らない間に疲れがたまり、体調を壊したり、判断が鈍ったりする

        厄年を無難に過ごす秘訣は、何事も慎重に、丁寧に行うことだといえましょう。

        前厄にやるといいと言われていること

        前厄にやるといいと言われていること

        ここでは、以下2点を解説します。

        1. 前厄に起こると言われている事
        2. 男女別:前厄年の過ごし方ややると良いこと

        前厄に起こると言われている事

        前厄は、厄年の前触れが起こる年です。

        厄年の前触れとして特に多いといわれているのは2つ。

        1. 金銭トラブル
        2. 人間関係のトラブル

        厄年は役年でもあるので、人の役に立てているかが試されるからです。

        だからこそ、もし自分が周りの役に立てていると、本厄が「躍」の年にもなり得ます。

        従って前厄では、自分の今までの過ごし方や今後のあり方を見直すことが大切ですね。

        男女別:前厄年の過ごし方ややると良いこと

        前厄で災いに遭わないための過ごし方や、やっておくと良いことをまとめました。

        過ごし方・やっておくと良いこと 理由
        男性
        • 役を受けること
        • 健康チェック
        • 規則正しい生活

         

        • 役のチャンスは受けてOK
        • 思っている以上に体力は落ちがち
        • 不規則な生活は、体調を崩すもと

         

        女性
        • 出産
        • ストレス発散
        • おおらかに過ごすこと
        • 出産は、難を乗り越えることで「厄落とし」となる
        • 妊娠や出産、育児でストレスがたまりやすい
        • カリカリしがちなので、できるだけおおらかに
        男女共通
        • 自分を見直す
        • 意識しすぎない
        • 厄払い
        • 厄年は自分を見直すいい機会
        • 災厄を恐れすぎると運気が下がる
        • どうしても心配なら、厄払いをしてスッキリすること

        ぜひ参考にして、災厄を避けるようにしましょう。

        前厄にやってはいけないと言われていること

        前厄にやってはいけないと言われていること

        前厄で要注意なのは、以下3点です。

        1. 金運
        2. 人間関係
        3. 健康面

        前厄で起きやすいトラブルだからですね。

        1つずつみていきましょう。

        金運に注意

        前厄の間は、大きな買い物や投資を避けることが良いとされています。

        理由は、次の流れで体調不良につながるリスクのためです。

        1. 大きな出費をする
        2. 金銭的な余裕を失う
        3. つい仕事でムリをしてしまう
        4. 体調をくずす

        高額の買い物や、資産運用は極力避けるようにしたほうがよさそう。

        人間関係に注意

        前厄では、人間関係でトラブルが起こりやすいといわれています。

        体力や気力が下降気味になることが対人関係にも影響するからですね。

        従って大切なことは以下3つです。

        1. 対人では丁寧な対応を心がけること
        2. お互い助け合えるような関係を目指すこと
        3. 円満な関係は保つよう努めること

        ちなみに、前の項で出費に注意と書いたので相反するようですが、人の役に立つような出費はむしろ大切。

        良好な人間関係を築けるからです。

        つまり人に対しては、あまりケチケチしないほうが得策だということですね。

        健康面での注意点

        前厄の間は、規則正しい生活習慣を心がけ、適度な運動やバランスの取れた食事の摂取が大切です。

        厄年がちょうど体調が落ち気味な時期と重なるからですね。

        よくいわれる、「厄年の引越しや転職は禁物」のわけも健康面が関係しています。

        厄年に引越しや転職がNGの理由は?

        • 引越しや転職による環境の変化が、体調に負担となる
        • 体調が落ちると、判断力が低下して選択を間違いやすい

          前厄では、体調管理に特に注意しましょう。

          前厄の厄払いの必要性とタイミング

          前厄の厄払いの必要性とタイミング

          前厄の厄払いについて、以下2点を解説していきます。

          1. 前厄の厄払いが必要かどうか
          2. 前厄の厄払いに行く適切な時期

          前厄の厄払いが必要かどうか

          前厄の厄払いの必要性は、自分自身の心構えや状況次第です。

          特に次のような方は、厄払いをすることで楽になるでしょう。

          • 信仰心が強い方
          • 不安を感じる方
          • 現在上手くいっていない方

          厄払いを行うことで心の安定を得られるからですね。

          また厄払いをきっかけに今までの生き方を振り返ることで、今後のヒントを得られることもあります。

          現状を変えたいと感じている人には特におすすめ

          前厄の厄払いに行く適切な時期

          前厄の厄払いの時期は誕生日前やゴールデンウィーク前などと決まりがあるのかについて解説します。

          結論から、厄払いの時期に決まりはないので、いつ行っても構いません。

          ただおすすめの時期はあり、下表のとおりです。

          おすすめの時期 1月中旬~立春(毎年2月4日頃)前
          • 新年早々が望ましいが、にぎわっていてゆっくり厄払いできない
          • 左記の時期だと新年明けて、にぎわいも納まりちょうどよい
          おすすめの時間帯 午前中~14時頃
          • 厄払いが行われる御社殿は冷えるので、寒いと集中できない
          • 左記の時間帯だと比較的暖かいためにちょうどよい

          厄払いにいく時期に迷ったときは、参考にしてみてくださいね。

          前厄の厄払いは具体的にどのようなことをするのか

          前厄の厄払いは具体的にどのようなことをするのか

          厄払いでは具体的に何をするのかを下表にまとめました。

          修払 祭主が大幣(おおぬさ)を振り、参列者を払い清める
          祝詞奏上 祭主が神様に、一年間守っていただくようお願いする
          玉串奉天 参列者自身が玉串に祈り、一年間守っていただくようお願いする
          拝礼 二礼二拍手一礼で、神様に感謝の気持ちをお伝えする
          御札授与 御札を受け取る

          前厄の厄払いは、災いを未然に防ぐために行われる儀式です。

          本厄に向けて身を清め、厄を払いのけることで、安心して厄年を迎えられますね。

          前厄の厄払いのマナーや注意点

          前厄の厄払いのマナーや注意点

          前厄の厄払いのマナーや注意点として、以下3つを解説します。

          1. 厄払いの金額の目安
          2. 厄払いの服装とマナー
          3. 厄払いは一人で行くべき?友達や家族との関係

          厄払いの金額の目安

          厄払いで支払う金額については次の通りです。

          • 地域や神社により違う
          • 相場は5千~1万
          • 金額を定めているところもあれば、定めていないところもある

          金額を定めていないところなら、5千円ほど用意すれば問題ないでしょう。

          最も一般的な相場は5千円だからです。

          わからなければ、直接電話で聞いてもよいですね。

          厄払いの服装とマナー

          厄払いの服装やマナーに迷う場合は、尊敬する人に会うとしたら、と考えると答えがみえてきます。

          リスペクトしている人に会うときに、不潔な服装やぞんざいな所作は慎むでしょう。

          厄払いも、神様にお会いするわけですから、考え方は一緒です。

          具体的には下表のとおり。

          問題ない服装
          • 露出の少ないもの
          • 襟付きのシャツ
          • 派手ではないもの
          • 落ち着いた色
          避けたほうがいい服装
          • デニム
          • 肩だし
          • サンダル
          • 短パン

          着物やスーツでないとダメかといった質問がありますが、大抵は普段着でも構いません。

          もし不安なら、フォーマルなものやオフィスカジュアルな服装を選べばよいでしょう。

          厄払いは一人で行くべき?友達や家族との関係

          厄払いは一人でいくのも、友達や家族で行くのもそれぞれメリットがあります。

          下表を参考に、自分に合った方法を選びましょう。

          1人で行くメリット
          • 静か
          • 内面と向き合える
          • 自分のペースで過ごせる
          家族や友達と一緒に行くメリット
          • 心強い
          • 励ましを得られる
          • 互いに厄払いの意義や意味を共有できる

           

          なお、一緒に行くと相手に厄がうつってしまうのではと心配する人がいますが、厄は他人にうつらないという見解の方が多いようです。

          神様が同行した人に災厄をもたらす、なんてことはないので安心してくださいね。

          地域別:前厄の厄払いで人気の神社(名所)

          前厄の厄払いのマナーや注意点

          ここでは、主要な次の地域における、厄払いで人気の神社を紹介します。

          • 東京都
          • 愛知県
          • 京都府
          • 大阪府
          • 福岡県

          東京都:前厄お祓い神社

          東京都にある前厄のお祓い神社で有名な場所は、以下3つです。

          神田明神(かんだみょうじん)
          • 東京都千代田区外神田2-16-2
          • 03-3254-0753

          出典:神田明神 公式サイト

          小網神社(こあみじんじゃ)
          • 東京都中央区日本橋小網町16-23
          • 03-3668-1080

          出典:小網神社 公式サイト

          日枝神社(ひえじんじゃ)
          • 東京都千代田区永田町2-10-5
          • 03-3581-2471

          出典:日枝神社 公式サイト

            この3つはどれも力のある神社ですので、都合がつくなら行きたいところですね。

            愛知県:前厄お祓い神社

            愛知県にある前厄のお祓い神社で有名な場所は、以下3つです。

            熱田神宮(あつたじんぐう)
            • 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
            • 052-671-4151

            出典:熱田神宮 公式サイト

            岡崎天満宮(おかざきてんまんぐう)
            • 愛知県岡崎市中町北野1
            • 0564-21-4345

            出典:岡崎天満宮 公式サイト

            津島神社(つしまじんじゃ)
            • 愛知県津島市神明町1
            • 0567-26-3216

            出典:津島神社 公式サイト

            厄払い効果の高い神社ばかりなので、自分の都合に合わせて行くといいでしょう。

            京都府:前厄お祓い神社

            京都府にある前厄のお祓い神社で有名な場所は、以下3つです。

            石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)
            • 京都府八幡市八幡高坊30
            • 075-981-3001

            出典:石清水八幡宮 公式サイト

            八坂神社(やさかじんじゃ)
            • 京都府京都市東山区祇園町北側625
            • 075-561-6155

            出典:八坂神社 公式サイト

            吉田神社(よしだじんじゃ)
            • 京都市左京区吉田神楽岡町30
            • 075-771-3788

            出典:吉田神社 公式サイト

            3つとも観光の名所としても有名な神社なので、ぜひ足を運んでくださいね

            大阪府:前厄お祓い神社

            大阪府にある前厄のお祓い神社で有名な場所は、以下3つです。

            石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)
            • 東大阪市東石切町1-1-1
            • 072-982-3621

            出典:石切劔箭神社 公式サイト

            大阪天満宮(おおさかてんまんぐう)
            • 大阪市北区天神橋2-1-8
            • 06-6353-0025

            出典:大阪天満宮 公式サイト

            住吉大社(すみよしたいしゃ)
            • 大阪市住吉区住吉2-9-89
            • 06-6672-0753

            出典:住吉大社 公式サイト

            どの神社も厄払いで有名なので、ぜひ訪れてみましょう。

            福岡県:前厄お祓い神社

            福岡県にある前厄のお祓い神社で有名な場所は、以下3つです。

            住吉神社(すみよしじんじゃ)
            • 福岡市博多区住吉3-1-51
            • 092-291-2670

            出典:住吉神社 公式サイト

            太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)
            • 福岡県太宰府市宰府4-7-1
            • 092-922-8225

            出典:大宰府天満宮 公式サイト

            筥崎宮(はこざきぐう)
            • 福岡市東区箱崎1-22-1
            • 092-641-7431

            出典:筥崎宮 公式サイト

            どれも厄払い効果に定評がある神社なので、自分のスケジュールに合わせて行ってみてくださいね。

            前厄の厄除けアイテムと過ごし方のポイント

            前厄の厄除けアイテムと過ごし方のポイント

            ここでは次の観点から、さらに厄除けができる方法を探っていきますね。

            • 厄除けアイテム
            • イベントや休日の過ごし方

            厄除けアイテムのおすすめ

            厄除けについては、下表のように3つの特徴をもつものが有効とされています。

            ウロコ模様 三角形や六角形は聖域を守る結界の効果があるため、魔除けになる
            長いもの 長寿を願う気持ちが込められている
            七色 7は厄(89)の前に立って守ってくれると考えられる

            たとえば、次のようなアイテムです。

            これらを身につけることで、厄を遠ざける効果が期待できます。

            不安をぬぐえないときは、厄除けアイテムを身につけてみてはいかがでしょうか。

            イベントや休日の過ごし方:ゴールデンウィークなど

            前厄の間に行いたい活動は、下表の3つ。

            これらを行うことで、厄年を心身ともに万全な状態で迎えられるからです。

            今後に備える
            • 時間をとって、今までを振り返り、今後の生き方を考える
            • 資格などの勉強をする
            縁起をかつぐ
            • 吉方位旅行に行く
            • 仲のいい友人などを招いて、食事会をひらく
            健康的になる
            • ウォーキング、山登りなどの有酸素運動をする
            • 自分の好きなスポーツをする

            ゴールデンウィークなどの長期休みは、普段できないことをするチャンス。

            ぜひ家族や友人との絆を深め、今まで以上に心身のリフレッシュを図りましょう。

            また、自分磨きや趣味に時間を充てることも良いとされていますので、積極的に行うとよいでしょう。

            まとめ

            この記事では前厄の過ごし方や厄払いについて、良いことや悪いことを解説しました。

            まとめると、次のとおりでしたね。

            • 前厄では、自分の今までの過ごし方や今後のあり方を見直すことが大切
            • 前厄で要注意なのは、以下3点
              1. 金運
              2. 人間関係
              3. 健康面
            • 前厄の厄払いの必要性は、自分自身の心構えや状況次第

            厄年には厄除けアイテムやお守りを身につけることで、さらなる安心感も得られるので、試してみてはいかがでしょうか。

            この記事を参考にして、前厄を無事に乗り越えることを祈っていますね。

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