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昆布締め昆布の再利用!使い方とリメイクのおすすめレシピ

昆布締めの昆布は再利用可能か

江戸時代から伝わる料理手法の「昆布締め」。

魚介類や肉を薄切りにして昆布に包んで2日ほど冷蔵庫で寝かせる、うま味たっぷりの料理法ですよね。

そんな昆布締めを楽しんだ後の昆布は何回使えるのでしょうか?捨てるのはもったいないと思いますよね!

実は昆布を再利用できる方法がたくさんあります。

この記事では、

  • 昆布締め後の昆布をすぐに再利用しないといけない理由
  • 昆布締め昆布の使い方やリメイクレシピ
  • 昆布締め用昆布の保存方法

などについて詳しく解説していきます。

目次

昆布締め後の昆布はすぐに再利用するのが鉄則

昆布締め後の昆布の再利用タイミング

2日ほど寝かせて使った昆布締め後の昆布には、まだ旨味成分がたっぷりと残っています。

しかし、何度も昆布締めに再利用することはできません

昆布締めは生の魚や肉を挟むため、ふきんで水分をふき取ったり、水洗いして冷凍するといった再保存は絶対NG

しかし、別の方法で捨てずに再利用することで、その豊かな風味を活かした料理が楽しめます。

  • ふき取りだけ:昆布に雑菌が繁殖してしまう
  • 水洗い:せっかくの昆布のうま味成分がなくなってしまう

昆布締め後の昆布は挟んだ魚や肉のエキスを吸っていて、動物性のうま味も含んでいるため、残ったものは即再利用がおすすめです。

昆布締めに使う昆布を選ぶところからはじめよう

昆布締めに適した昆布は、香りが良く、うまみ成分が豊富なものがおすすめです。

昆布にはグルタミン酸ナトリウム、魚の身にはイノシン酸という旨味成分が豊富です。

特に、北海道産の真昆布や利尻昆布が良いでしょう。

昆布締め用に購入する際は、幅広で厚みがあり、色味は黒色が強いものを選ぶと良いです

昆布締め用の昆布はかならず乾燥昆布を購入しましょう。


昆布締めの昆布再利用の使い方!リメイクレシピ5選

昆布締め昆布の再利用レシピ

昆布締めの昆布の再利用方法として、おすすめリメイクレシピを5つご紹介します。

詳しいレシピはレシピサイトでチェックしてみてくださいね。

レシピ①昆布の佃煮

昆布締め後の昆布を、みりんや醤油、砂糖で煮詰めて佃煮にしましょう。

【材料】

  • 昆布締め後の昆布:100g
  • みりん:50ml
  • 醤油:50ml
  • 砂糖:大さじ2
  • 水:100ml

【手順】

  1. 昆布を3mm幅に切る。
  2. 鍋にみりんを入れ、火にかけアルコール分を飛ばす。
  3. 醤油、砂糖、水を加えて混ぜる。
  4. 昆布を加え、中火で煮る。途中で昆布が全体に味が染み込むように混ぜる。
  5. 煮汁がほとんどなくなるまで煮詰める。
  6. 火を止めて冷まし、保存容器に入れる。

ご飯のお供に最適で、日持ちも良いので便利です。

お好みで白いりごまをかけると風味が豊かになります。

レシピ②昆布チップス

昆布を3cm角に切り、オーブンで乾燥させた後、オリーブオイルと塩をまぶしてチップスに。

【材料】

  • 昆布締め後の昆布:100g
  • オリーブオイル:大さじ2
  • 塩:適量

【手順】

  1. 昆布を薄く切り、水で戻す。
  2. 戻した昆布をキッチンペーパーで水分を拭き取る。
  3. オーブンを160℃に予熱する。
  4. オーブンシートを敷いた天板に昆布を広げ、オリーブオイルをまんべんなく塗る。
  5. オーブンで20分ほど焼く。途中で焼き色を確認し、必要に応じて時間を調整する。
  6. 焼き上がった昆布チップスに塩をまぶす。

おつまみやおやつに最適です。

レシピ③切り昆布の炒め煮

昆布を細かく切り、野菜と一緒に炒め煮に。

【材料】

  • 昆布締め後の昆布:100g
  • 野菜(人参、ピーマン、もやし等):適量
  • サラダ油:大さじ1
  • 出汁:200ml
  • 醤油:大さじ2
  • 砂糖:大さじ1

【手順】

  1. 昆布を細かく切る。野菜も適当な大きさに切る。
  2. フライパンにサラダ油を熱し、野菜を炒める。
  3. 昆布を加えてさらに炒める。
  4. 出汁、醤油、砂糖を加え、中火で煮詰める。

シャキシャキ感があり、栄養豊富な一品です。

レシピ④和風ポトフ

昆布締め後の昆布をおでんの要領で「結び昆布」に。

昆布の出汁をベースに、野菜やソーセージ、鶏肉などを入れて煮込んだ和風ポトフ。

【材料】

  • 昆布締め後の昆布:100g
  • 水:1000ml
  • 野菜(人参、じゃがいも、大根、白菜等):適量
  • 鶏肉:200g(またはソーセージ)
  • 醤油:大さじ1
  • 白醤油:大さじ1
  • 塩:適量

 

【手順】

  1. 昆布で結び昆布をつくる。
  2. 鶏肉を一口大より大きめに切る。野菜も大きめに切る。
  3. 鍋に昆布と野菜を入れ、中火で煮る。
  4. 煮立ったら、アクを取り除き、鶏肉を加える。
  5. 丁寧にアクを取る。
  6. 醤油・白醤油と塩で味を調え、全体が柔らかくなるまで煮る。

昆布の旨味が染み出た、スープまでおいしい一品です。

お好みで白醤油の代わりに野菜コンソメを加えても◎

レシピ⑤昆布と里芋の炊き込みご飯

昆布を5mm角程度に細かく切り、里芋と一緒に炊き込みご飯に。

  • 昆布締め後の昆布:50g
  • 里芋:300g
  • 米:2合
  • 水:適量
  • 醤油:大さじ2
  • 酒:大さじ1
  • 塩:小さじ1

【手順】

  1. 昆布を5mm角程度に細かく切る。
  2. 里芋を皮をむき、一口大に切る。
  3. 米を研ぎ、30分ほど浸水させる。
  4. 米をザルに上げ、水気を切る。炊飯器の内釜に移し、水を通常の炊飯量より少なめに加える。
  5. 昆布、里芋、醤油、塩を加えて軽く混ぜる。
  6. 炊飯器で炊く。炊き上がったら、全体を軽く混ぜてから食べる。

昆布の旨味と里芋のホクホク感が絶妙な組み合わせです。

お好みでごぼうや油揚げなどを加えても美味しいですよ。

昆布締めに利用する昆布の保存方法と賞味期限

昆布締め用昆布の保存方法

ここからは、昆布締めに利用する昆布の保存方法と賞味期限をご紹介します。

保存方法

昆布締めに利用する昆布は乾燥昆布です。

乾燥昆布は、湿気や光を避けることが重要です。

以下の方法で保存してください。

  • 昆布を密閉容器に入れる:昆布が大きすぎる場合は、適切なサイズに切ってから保存
  • 容器をしっかり閉じ、冷暗所で保管する:常温で湿気の少ない場所が望ましい
  • 強い匂いのあるものとは分けて保管する:昆布は匂いが移りやすいため、他の食材の匂いを吸収しないように注意
  • 長期保存の場合は冷蔵庫や冷凍庫:開封後長期的に保存する場合

参照:こんぶのくらこん

賞味期限

乾燥昆布は、賞味期限は製品によって異なりますが、一般的には密閉状態で製造日から約1年~2年が目安です。

ただし、開封後は湿気や酸化によって品質が劣化しやすくなるため、できるだけ早めに使い切ることをおすすめします。

乾燥昆布の状態を確認することも大切です。

カビや茶色い変色、異臭がある場合は、使用を避けてください

また、乾燥昆布が固くなっている場合は、水分が抜けすぎています。

煮物など水分を多く含む料理に利用するか、砕いて粉末状にして使うと良いでしょう。

まとめ

昆布締め後の昆布は、旨味成分がたっぷり残っており、再利用することで様々な料理が楽しめることをご紹介してきました。

佃煮やチップス、炒め煮など、さまざまなレシピで昆布締めの昆布を活用してみてください。

また、購入した昆布は適切な保存方法を守ることで、昆布の風味を長持ちさせることができます。

昆布締め後の昆布を無駄なく活用し、美味しく栄養豊富な食生活を送りましょう。

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この記事を書いた人

小学生の長男・長女をもつ母。WEB関連のお仕事で生計を立てている小さな会社の経営者。趣味は散歩・ストレッチ・グルメ・読書・旅行など。広く浅く、疑問に思ったことを調べるのが好き。

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