世界中を飛び回っている方やお金持ち以外で、飛行機のビジネスクラスに搭乗する機会はそこまでないですよね。
ビジネスクラスというと、庶民には未知の世界のためフライトでは、気になることも多いと思います。
この記事では、
- ビジネスクラスでの服装にドレスコードがあるか
- ない場合のおすすめの服装や靴
- ビジネスクラスであると便利なファッションアイテム
- ビジネスクラスのマナー
などについて詳しく解説していきます。
ビジネスクラスに乗る前にしっかり予習して、快適なフライトを楽しんでください。
ビジネスクラスでの服装にドレスコードがある航空会社
以下の航空会社では、ビジネスクラスでの服装にドレスコードが適用されることがあります。
ここでは、6社についてドレスコードをお伝えします。
この他にも、航空会社により規定がある場合があるため、ビジネスクラスに搭乗する際には、航空会社に問い合わせておくと安心です。
ちなみに日本の名鉄観光のHPにも服装の記載が見つけられました。
航空会社①エティハド航空
エティハド航空のビジネスクラスでは、スマートカジュアルな服装が推奨されています。
きれいめなジーンズやスラックス、シャツやブラウスが好まれます。
航空会社②シンガポール航空
シンガポール航空では、ビジネスクラスの乗客にはスマートカジュアルな服装が求められます。
過度にカジュアルな服装や、露出の多い服装は避けましょう。
航空会社③カタール航空
カタール航空では、ビジネスクラスでの服装に明確なドレスコードはありませんが、スマートカジュアルな服装が推奨されています。
航空会社④エミレーツ航空
エミレーツ航空のビジネスクラスでは、スマートカジュアルな服装が求められます。
短パンやタンクトップなどのカジュアルすぎる服装は避けましょう。
航空会社⑤ロイヤルブルネイ航空
ロイヤルブルネイ航空では、ビジネスクラスでの服装に特別なドレスコードは設けられていませんが、スマートカジュアルな服装が推奨されています。
航空会社⑥ターキッシュ エアラインズ
ターキッシュ エアラインズのビジネスクラスでは、スマートカジュアルな服装が推奨されています。
清潔感のある服装であれば、特に問題ありません。
以上の航空会社を参考にすると、短パンやタンクトップ、ダメージジーンズは避けた方がいいようですね。
ビジネスクラスにドレスコードがない場合のおすすめの服装
ドレスコードが特に設定されていない航空会社のビジネスクラスでは、以下のような服装がおすすめです。
男性におすすめの服装
男性がビジネスクラスに搭乗する際のおすすめの服装は以下の通りです。
- トップス: カジュアルなシャツやポロシャツ
- ボトムス: きれい目ジーンズやチノパン、スラックス
- ジャケット: 薄手のジャケットやカーディガン
特に長時間フライトの際に履くボトムスは、ゆるめで苦しくないものを選択するといいでしょう。
女性におすすめの服装
女性がビジネスクラスに搭乗する際のおすすめの服装は以下の通りです。
- トップス: ブラウスやシャツ、ニット
- ボトムス: 長めのスカートやスラックス
- ワンピース: カジュアルなワンピース
- ジャケット: 薄手のジャケットやカーディガン
一般的に飛行機の機内の温度は22~24℃に保たれています。
冷え性の女性はスカートを避け、脱ぎ着できるアイテムを余分に持っていくといいでしょう。
おすすめのフットウェア(靴)
男女ともに、おすすめのフットウェアをご紹介します。
- 男性: スニーカー、ローファー、ドレスシューズ
- 女性: パンプス、フラットシューズ、スニーカー
履きなれた通気性のよいものを選択すると快適度がアップしますね。
ビジネスクラスで避けた方がいい服装例
以下のような服装は、ビジネスクラスでは避けたほうがよいでしょう。
ジーンズ
破れたジーンズや、汚れたジーンズは避けましょう。
きれいなジーンズであれば問題ありません。
ただし、ジーンズは伸縮性に優れていないため、空の気圧の変化で苦しくなるような締め付けがキツイものは避けましょう。
スウェット
運動用のスウェットやジャージは、ビジネスクラスでは不適切とされることがあります。
パジャマ
パジャマや部屋着は、ビジネスクラスでは適切ではありません。
ただし、航空会社によっては夜間便などでパジャマの貸出がある場合があります。
事前に航空会社に確認しておくといいでしょう。
ビジネスクラスで需要がある服装関連のアイテム
ビジネスクラスでの長時間フライトで、需要がある服装関連のアイテムを以下にまとめてみました。
ビジネスクラスで貸出があるアイテム
ビジネスクラスでは主に以下のようなアイテムを無料で貸し出し、または席に常備されていることがあります。
- アメニティキット
- 毛布
- パジャマ(一部の航空会社)
- スリッパ
航空会社によってサービスに違いがあるため、事前に確認しておきましょう。
持参すると役立つアイテム
ビジネスクラスを利用する際に、自宅から持参しておくと便利なアイテムもご紹介します。
- 圧縮靴下: 長時間のフライトでは、足のむくみや血流の悪化が懸念されます。圧縮靴下のむくみや疲れを軽減する効果により、フライト中の快適さが向上し、健康的な状態を維持できます。
- 薄手のジャケットやカーディガン: 飛行機内の温度は、個人によっては寒く感じることがあります。薄手のジャケットやカーディガンを持っておくことで、体温調節が容易になり、快適に過ごすことができます。
- ネックピロー: ビジネスクラスのシートは通常、リクライニング機能が充実しており、快適に休むことができますが、首や肩への負担を軽減するためにネックピローが役立ちます。リラックスして休息を取ることができ、目的地に到着した際の疲労軽減につながります。
体調に合わせて、必要に応じて準備しておきましょう。
ビジネスクラスには着替え場所はある?
一部の航空会社のビジネスクラスには、専用の着替え場所が設けられていることがあります。
しかし、すべての航空会社では提供されていないため、事前に確認しておくことが重要です。
国内便と長時間フライトでは服装のドレスコードは違いがある?
国内便と長時間フライトでのドレスコードに大きな違いはありませんが、長時間フライトでは特に快適さを重視した服装が推奨されます。
たとえば、締め付けが少ない服や、履き心地の良い靴を選ぶことが望ましいです。
長時間フライトでは、着替える機会もあるため、リラックスできる衣類を持ち込むことも一つの方法です。
ビジネスクラス特有のマナーやエチケットはある?
ビジネスクラスでは、以下のようなマナーやエチケットが求められます。
- 静かに過ごす:他の乗客の迷惑にならないよう、大声で話さない、音楽や動画の音量に気を付けるなど、静かに過ごすことが大切です。
- シートのリクライニング:前後の乗客に配慮して、シートを急激にリクライニングしないようにしましょう。また、食事中はシートを立てることがマナーです。
- お酒の摂取::飲みすぎて騒がしくならないよう、お酒の摂取には注意しましょう。
これらはビジネスクラスに限らず、公共の乗り物に乗る際のマナーとして身に付けておきましょう。
まとめ
ビジネスクラスでの服装について解説してきましたが、いかがでしたか?
まとめると、以下の通りでしたね。
- 一部の航空会社でドレスコードが設定されている場合がある
- ドレスコードがない場合でも、スマートカジュアルな服装を意識する
- 過度にカジュアルな服装や露出の多い服装は避ける
また、特に長時間フライトでは、快適さを重視した服装を意識して、事前に準備しておきましょう。
ビジネスクラスでは、他の乗客への配慮を忘れずに、マナーやエチケットを守りながら素敵な空の旅をお楽しみください。
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